連続5年!クロマの測定機器がIFEC国際学生電源コンテストに指定されました

28 Jan 2021

IFEC2020は、世界で最も重要な未来エネルギー国際学生電源試作試合です。この度、デンマークのオールボー大学で最終のコンペティションが完了しました。測定機器メーカーのクロマは、5年連続で唯一の公式指定試験装置となり、再び技術力を示し、産学の連携を深めています。

コロナウイルスの影響があるため、最終的に入選したチームの電源テストのために、Chromaは現場の配線が完了後、リモートコントロールソフトウエアにより測定を実施。さらに、今回のコンペティションのテーマである高効率、高密度、複合入出力を備えた「超小型衛星」電源(図1)に対して、Chroma 8000自動測定システム(図2)を専用にカスタマイズし、大会の評価基準を参照して測定したデータを提供しました。超小型衛星のメリットは低コストであるため、学術研究開発に適しています。最近、台湾初の大規模な立方体衛星打ち上げ活動においても、超小型衛星レベルの設計を採用しています。

 

圖一 致茂微型衛星電源架構
超小型衛星電源仕様

圖二 致茂微型衛星電源自動測試系統架構
▲図二 超小型衛星電源自動測定システム仕様

このコンペティションのテーマである高精度、複合入出力に対するテスト要件を満たすために、Chroma 8000自動測定システムは、Chromaの62000H-Sシリーズ ソーラーアレイシミュレーター、69200シリーズ バッテリーシミュレーター、および63600シリーズ 高精度電子負荷が装備されています。オープンソフトウェアアーキテクチャで、事前設定されたテスト項目を通じて、コンペティションの電源テストの要件を全て満たしています。装置の安定性、且つ優れたパフォーマンスに対して、学校からの満場一致の賞賛を獲得しました。

Chromaは、この国際的なエネルギー設計コンペティションにて、業界の経験に貢献できることに対して非常に光栄に思っています。今後もさまざまな学術活動に参加し、エレクトロニクス分野のエリートの育成に貢献していきます。なお、IFEC2020コンペティションの結果は、 IFEC公式ウェブサイトに発表されました。詳細については、次のリンクを参照してください。:http://energychallenge.weebly.com/ifec-2020.html

Chromaは、精密測定器の分野で30年以上の経験があり、自動測定システム分野をリードし、各種の電力関連測定アプリケーションに深く関わっております。新エネルギーの開発動向に対応し、電気自動車やエネルギー貯蔵システムの試験などの業界にも積極的に投資し、幅広いソリューションを提供しています。ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


IFEC 2020競賽現場採用Chroma 8000自動測試系統
IEFC 2020試合現場で採用したChroma 8000自動測定システム

Chroma 8000自動測定システム