エンジニア向けWeb監視機能付き プログラマブル直流電源Model 62000Eシリーズ

07 Jan 2022

電子部品の開発プロセスでは、品質保証または製品検証の段階で、長期検証試験が必要です。例えば、半導体電源部品の劣化試験、アクティブ・受動部品の長期耐久性試験、LEDとレーザーの2極体試験、太陽電池モジュールの経年劣化試験など長期間使用できる安定したDC電源が必要です。マルチバッチ試験では多数のチャンネルが必要になります。

クロマは、高さ1Uサイズの直流電源Model 62000Eシリーズ(1ch出力モデル/3ch出力モデル)をリリースしました。伝統のリニアレギュレータの低出力ノイズ、高速過渡応答特性、リモート制御インターフェース、追加ソフトやドライバをインストールする必要がなく、コンピュータ、スマートフォン、タブレットなどからウェブブラウザですぐに使えます。リモート制御には、データ取得、異常警報機能もあります。異常発生した場合、警報音を発報し、制御インターフェース経由で現場の状況を知ることができる便利な機能です。

Chroma 62000Eシリーズは、1ch出力モデル/3ch出力モデルの合計28モデルを販売開始しました。チャンネル出力は、電力1.7kW~5kW、電圧230V~1200V、電流は最大22.5Aまで可能です。Web制御インターフェ-スは、同時に10台、最大30チャンネルを制御できます。また、SCPIコマンド制御もできます。
エンジニアは測定要求に応じ、独自の試験項目を作成し、複数の電圧変化とさまざまな電圧外乱変化を測定できます。

製品関連情報はChroma Web サイトへ。

Chroma 62000E プログラマブル直流電源