2021年Intelが発表された将来向けATX12VO基準は、クロマのATS(自動検査システム)を採用

26 Apr 2022

20年前Intelが発表したATX12V電源の設計ガイドラインは、今日の設計トレンドとニーズにそぐわなくなっています。 

2021年、Intelが新しいATX12VO設計ガイドを発表しました。13項目の試験に合格出来れば、Intelの認証が得られます。

  • 電力変換効率の要件を80PLUS銅レベルまで引き上げる
  • 代替低電力モード(ALPM)の新しい定義を追加し、230mA超での推奨+12Vsb出力効率が75%を下回ってはならない
  • PWR_OKおよびPS_ON信号のタイミングを高速化
  • 電源とマザーボード間の信号リンクとして、PWR_OKおよびPS_ONリップルの制限値も<400mVp-pに指定している

【詳細】ATS自動検査システム

 

Intelカリフォルニア研究所は、Chroma 8000電源試験システムを採用しています。世界レベルで信頼されているクロマの自動試験システムは、Intelの認証作業の基盤となっています。PSUの入出力パラメータ、効率、信号タイミングなどの特性試験は自動的に測定できます。Intelで採用になった試験設備にご興味ある方はIntel PSU試験ページをご覧ください。

クロマの電源関連テストソリューションは、その他海外大手メーカーにも多く採用されています。スイッチング電源、アダプタ、バッテリー、充電器、DC-DCコンバータ、DC-ACモータードライバなどの自動検査システムを検討する際は、是非クロマにご相談ください。

【解説動画】ATS 自動検査システム