eDP 1.4 信号モジュール Model A040205


eDP は Embedded DisplayPort の略であり、VESA(Video Electronics Standards Association)が組込み型 DisplayPort 用に策定したディスプレイインターフェース規格です。A040205 は eDP 1.4 規格に準拠し、最大 4 レーン(Lane Count)での出力に対応しています。ユーザーは、所望の解像度に応じて、以下のレーンレート(Lane Rate:1.62 / 2.16 / 2.43 / 2.7 / 3.24 / 4.32 / 5.4 Gbps)を柔軟に設定できます。


信号伝送のマージン(臨界)テストにおいて、A040205 は Training Mode にて Full / Fast / No Training の各モードを設定できます。さらに Lane Count、Swing Level、Pre-Emphasis の設定に対応しており、基準信号から意図的に振幅や特性を変化させることで、被測定デバイス(DUT)の限界動作を検証することが可能です。

  • Lane Count: 1 / 2 / 4 / 8 lanes
  • Pre-Emphasis: 0 / 3.5 / 6 / 9.5 dB
  • Swing Level: 250 / 300 / 350 / 400 / 450 / 550 / 600 / 700 / 750 / 800 / 850 / 900 / 950 / 1000 / 1050 / 1100 mV


A040205 は、6 / 8 / 10 ビットのカラー深度に対応したテストが可能です。 例えば 10 ビットカラーでは、各原色が 1024 階調(210)に分割され、RGB それぞれに 1024 階調を持つことで、約 10.7 億色(210R × 210 G × 210 B)の色表現が可能になります。これにより、ユーザーは用途に応じたカラー深度で柔軟にテスト設定を行うことができます。


電源・信号・制御ピンをそれぞれ独立して動作させることが出来、ユーザーが定義したタイミングを 1ms 刻み で調整できます。ユーザーは電源・信号・制御ピンの出力タイミングを、先行/遅延ともに自由に設定でき、カスタマイズしたシャットダウンシーケンスを自由に設定出来ます。

パネル自動リフレッシュ PSR(Panel Self-Refresh) 技術とは、システムが静止状態にある際、映像の伝送および表示更新を一時的に停止することで、全体的な消費電力を低減し、モバイル機器の使用可能時間を大幅に延長する仕組みです。たとえば、スマートフォンのホーム画面のように静止画面が表示されている場合、映像の伝送は停止され、パネルモジュール内部のメモリによって静止画面が自動的に表示されます。この機能を実現するには、送信側・受信側の双方が PSR をサポートしている必要があります。送信側が静止画面を送出する時は Main Link(映像データ制御用)を通じて受信側に通知し、受信側は受信した画面を内部メモリに保存し、RFB Controller にて表示を継続します。その間、送信側は映像データを送る必要がないため電力消費を大きく削減でき、デバイスの省電力化に大きく寄与します。


最新世代の省電力技術である PSR2(Panel Self-Refresh 2) は、画面全体ではなく 必要な領域のみを更新(Selective Update) できる仕組みを備えています。送信側は更新が必要な画面座標を受信側へ通知し、受信側は指定された領域のみを更新します。これにより、グラフィックスプロセッサは変更部分のデータだけを送信すればよく、処理負荷と電力消費を大幅に削減できます。さらに PSR2 は、高度な電源管理機能 ALPM(Advanced Link Power Management) に対応しており、受信側のデバイスが待機・スリープ状態から迅速に復帰できるよう最適化されています。A040205 は、この PSR2 の仕組みを用いて、更新対象となる画面位置を指定し、その動作を検証する機能を搭載しています。(オプション)


A040205 は VDD 過電圧保護(OVP:Over Voltage Protection)、過電流保護(OCP:Over Current Protection) を備えており、ユーザーは保護のしきい値を任意に設定できます。出力中に被測定物の電流または電圧が設定値を超えた場合、保護機能が即座に作動し、DUT(被測定体)の損傷を防止します。また、電源投入時に発生する 突入電流(Inrush Current) による誤動作を避けるため、保護動作のディレイ機能(Protection Delay Time) を提供し、正常なテストシーケンスが中断されないように設計されています。

A040205 は VDD 低電圧保護(UVP:Under Voltage Protection) および 低電流保護(UCP:Under Current Protection) 機能を搭載しており、被測定物(DUT)が動作開始から終了までの間、電圧や電流が設定した下限値を下回っていないかをリアルタイムに確認できます。
これにより、たとえば
・部品が所定の動作条件に達していない場合
・回路が正常に動作していない場合の下限値異常
などを確実に検出し、問題を早期に把握することができます。


スマートファンシステムを搭載し、モジュール内部の温度変化を監視して自動的にファン速度を調整します。これにより、作業環境の騒音を低減しつつ装置の最適動作温度を維持し、製品寿命の向上にも貢献します。


静電気放電(ESD)は電子機器に深刻な影響を与える問題であり、通常の操作中でも ESD が発生すると、動作不安定や機能異常、さらには故障につながることがあります。A040205 は IEC/EN 61000-4-2 の静電耐性基準(15kV Air / 8kV Contact Discharge)に準拠しており、内蔵された ESD 保護回路により、製造工程や使用時における静電気の影響から内部回路をしっかり保護します。

テスト工程ではケーブルの差し替えが頻繁に行われるため、出力コネクタが損傷しやすくなります。A040205 は出力コネクタの固定構造を強化するために押さえ板方式を採用し、コネクタと本体をしっかり結合させることで、外部からの応力を分散し、損傷リスクを低減して製品全体の耐久性を向上させています。


A040205 eDP 信号モジュールは、押し込み式のロック付き回転ノブ構造を採用しており、Chroma フラットパネルディスプレイテスターへ安定して装着できます。工具不要で手軽に着脱できるため、テスト内容の切り替えやトラブルシューティングを迅速に行うことができます。

本装置の主な用途:パネルメーカー、ドライバーIC設計、修理センター、PCB 基板テスト、自動化検査装置メーカー、IC エージングテスト、デモンストレーション、製品検証など。


パネルメーカー

ドライバーIC設計

修理センター

PCB基板テスト

自動化検査装置メーカー

IC信頼性試験

デモンストレーション

製品検証
フラットディスプレイテスター 27014 全シリーズモジュール

Chroma 27014 FPD Tester Chroma 67394 Power Module Chroma A040201 MIPI + eDP Signal Module Chroma A040202 MIPI Signal Module Chroma A040203 eDP Signal Module Chroma A040207 LVDS Output Module Chroma A040204 V-by-One Signal Module Chroma a040205 eDP 1.4 Signal Module Chroma a040209 MIPI Signal Module


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